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『よりよく生きるということ』

『よりよく生きるということ』 エーリッヒ・フロム

 

『生きるということ』

を読んで、読んでみました。

『生きるということ』が概念の話だとすると、

『よりよく生きるということ』は実践するための

方法を提示してくれている本です。

 

フロムは、繰り返し「瞑想」することを勧めています。

しかし、本を読んで思ったことが、これはなかなか難しい。

まず、時間が取れるのか・・・。誰でも思うことだと思いますが、

このことに関して、フロムは、

「”それをやるための時間がない”と言うのは、

”それを重要と見なさない”と言っているのとまったく同じことである。」

まったく、その通りなんですよね。

 

 

以前読んだ本の中に、「ユダヤの人が優秀なのは、

自分のために考える時間を持っているから。」

というようなことが書かれていたと思います。

自分のための時間、やっぱり作ってみようと思えるかな・・・。

できるかな?

 

よく思うことが、断りの文句として「忙しいから」。

実はこれ、すごく違和感があります。

「(あなたとの約束よりも優先すべきことがあるから)忙しい」

と言っているのと同じですよね。

失礼だなと感じるので、私は言わないようにしています。

あと、本当に忙しい人が「忙しい」という言葉を

言っているのを聴いたことがないというのもあります。

 

ここからは、気になった言葉を書き留めます。

 

「無邪気なまでに無知であるということ、

簡単に欺かれてしまうということ、それは

許すべからざることなのだ。」

 

「この「なぜいけないというのか Why not?」という言葉に

含まれているのは、ある人が何かをするのには

それに反対する理由がないからであって、

それをするための理由があるからではない、

ということである。

つまり、この言葉には、”これは気まぐれな出来心であって

意志の顕現ではない”という意味が込められているのである。

実は、出来心にしたがうのは、退屈はいやだという気持ちと

入り交じった深い内的受動性があるからである。

意志は能動性に基づいており、

出来心は受動性に基づいているのだ。」

 

「気づきを高めてゆく能力、また精神的なことに限って言えば

問いを発し続け批判的に思考する能力を引き出し、

増進するものすべてが、<存在>の技においては

もっとも重要なステップになる。と。

これは、知性や教育や年齢の問題には収まらない。

それは本質的に性格の問題なのである。

より詳しく言えば、みずからが獲得したあらゆる種類の

非合理的な権威や偶像から、どのていど人格的に

自立しているか、という問題なのである。」

 

「人間が人間であると想定し、その世界との関係が

人間的な関係であると想定しよう。

そのような場合、愛は愛としか交換できず、

信頼は信頼としか交換できず、等等と続く。」