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『タテ社会の人間関係』

『タテ社会の人間関係』 中根千枝著

 

教養についての、オススメ本の中に入っていて、興味があったので、読んでみました。

タテ社会とは、日本の社会のことを現します。

このタテ社会における(日本における)、会社、家族、地域などの人間関係について

ヨコ社会(インドや西欧など)との違いを明示して、明らかにしている本です。

 

(日本の社会においては)「「会話を楽しむ」という、ゲーム的な対話というのは実に少ない。」

堂々と論理的に反論できない仕組みがあり、その最も顕著なものが、

「この日本人の習性が最も大きくあらわれるのは、学会や研究会である。」

日本の中でも、最も論理的な場所と思っていましたが・・・

不必要な賛辞に時間を割き、取るに足らない私のようなものの意見ですがと述べるようなことが、

学会の場でも起こっているのか~と思います。でも、想像できますよね。

『白い巨塔』なんかを見ていると、なるほど、もっともと思うわけです。

心理の追求よりも、人間関係が優先している社会がタテ社会であり、日本の社会なんですね。

 

「タテ」につながる人々の間では、反論は抑圧される

反論と称して、感情的な攻撃の形となることが多い

論理を敬遠して感情を楽しむ、論理性の欠如

国会でよく見られる光景だと書かれています。本当に・・・。

ちなみに、この本、昭和42年出版です。

昭和42年の頃から、日本の社会の構造ってやはり、基本は変わってないんですね。

もちろん、タテ社会の良さもあるので、それは大事にしたいですよね。

そもそも、論理的な会話って体験したことがない。

まずは、触れてみる機会があれば幸いです。