大阪・梅田のコワーキング図書館。月会費5,800円。コワーキングスペース、住所利用、電話取次ぎも。
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『人はなんで生きるか』

『3つのなぞ』

 

の元となった本
『人はなんで生きるか』他4篇

 

「人のうちにあるものは何か?」

「人に与えられていないものは何か?」

「人は何で生きるか?」

 

この3つの質問にあなたはどう答えますか?

 

ひとりの貧しい靴屋を主人公に話は進みます。

キリスト教の「愛」がテーマです。

 

トルストイというと、誰もが知っている文豪

ですが、これらの短編は、非常に

読みやすいです。

いろんな教訓を含んでいながら

分かりやすい。

 

収録短編『火を粗末にするとー消せなくなる』より、

「(前略)人の罪は目の前だから見えるが、

自分の罪は背中だから見えねえのだ。

おまえは今、あの男がわるいことをしたと言った!

もしあの男ひとりがわるいことをしたのなら、

喧嘩の起こるわけがねえ。

いったい人間同士の喧嘩が、片方だけから

起こるものだろうか?

喧嘩はふたりのあいだのものにきまってるだ。

おまえにゃ、あの男のわるいところは見えるが、

自分のわるいところは見えねえのだ。

もしあの男ひとりがわるくて、おまえがええのなら

喧嘩の起こりっこはねえだろ。(後略)」

 

お父さんが、隣と喧嘩ばかりしている息子を

諌めている場面です。

 

文章も平易で、お話も日本昔話のように

分かりやすい。

違いはキリスト教の「愛」が全編のテーマに

なっているところです。

 

どなたにもオススメしたい1冊です。