11月も終わりに近づいてきました。

これぐらいの時期になると「今年もあっという間に」とか「年々時間が過ぎるのが早くなるね」などという会話が聞かれます。

私自身は、11月は11月としか感じなくなりました。時間の感じ方がここ数年で変化したように感じます。

なぜ変わったのか今回は書きます。

時間が過ぎるのは早いな~と思っていました(特に休日)

前職の図書館で働いているときは土日祝日がお休みでした。この時にはじめてお盆休みというものを体験できたり、年末年始のお休みも長く、お休みに関しては恵まれていました。ある時から気持ち的にいろいろと大変になってきて、休日があっという間に過ぎていきました。

休日が過ぎるのがとても早かったし、月曜日が憂鬱でした。この時は1年が過ぎるのは本当に早いなと思っていました。特に休日は早かったです。

ビズライブラリーを立ち上げて

休みは基本的に週1日にしましたが、自分が選択したことなので、休みが少なくなっても特に大変とは思わず、ずっとスペースにいても楽しく過ごしていました。

始めたころから、のんびり仕事をしているせいもあるのでしょうか、ストレスが激減したせいでしょうか、立ち上げた年も時間の流れが遅いように感じました。

1年目はいろんな方から「今年は(いろいろあったから)早かったのでは?」と聞かれましたが不思議とそれはなかったのです。

ただ、2年目、3年目となるとまた今年も早いなと感じるようになりました。1年目はあまりの環境の(良い)変化に脳が追い付いていなかったのでしょうか。

タスク管理パートナーの仕事をはじめて

タスク管理パートナーの準備期間を含めて、もうかれこれ3年にはなります。

立ち上げてから、タスク管理という手法を使ってやるべきことも、やりたいこともある程度管理できるようになってくると、時間の感じ方がまた変わってきました。

時間の過ぎ方が早くないのです。「あっという間に(時間が過ぎていた)」「気が付いたら(時間が過ぎていた)」ということがなくなりました。
やることが意識でき、それらに毎日取り組むことで、毎日毎日を確認しながら過ごし、そして時間を同時に意識しているせいでしょうか、早いという感覚は本当になくなりました。

休みが少なくなったことで時間をさらに意識するように

人とお休みが違うということもあり、時間が合わないことが多くなるとより時間を意識するようになってきたことも要因の一つとしてあります。

今まで気軽に行けていたイベントも行けない、友人とも時間が合わない。そういう中で時間をやりくりするためにいろんなことを考えるようになりました。

今まで何となく面白そうというだけで参加していたことでも、このイベントや勉強会に参加することでどんなメリットが自分にあるか、有料でも無料でも、時間と労力を使っていく価値があるかどうか。そんなことを考えるようになってきました。当たり前のことかもしれませんが、私は時間をやりくりしなければいけない状況に置かれてはじめて考えるようになりました。

今までなんて時間を無駄にしてきたんだろうと思ったのです。やってきたことにも、行ったことにも何も無駄はないと思っていますが、時間という最も大事なことに意識を全く向けずに何となく過ごしていたのは本当にもったいなかったなと。もっといろんな場面で吸収できることはあったのにと。

ただ、過去は戻ってこないので、今から意識できるよう日々気を付けているところです。

今は、例えばイベントに行くまでにたくさん考えるようになりました。また、行ってからもできるだけ多く自分に吸収できるように主体的に、積極的にいろんなことに参加するようになったのです。

そうやって一つ一つのことに意識を向けると時間はその時間のまま過ぎるようになったように思います。

まだまだベストな状態ではないのですが、まずは「意識する」という第一歩がようやく踏み出せたというイメージです。

ご自分の日々の行動や考えていることなどに少し意識を向けてみてください。きっと時間の使い方が変わり、時間の感じ方もまた違ってくると思います。

年末はやるべきことも予定もたくさんある時期ですが、そういう時期だからこそ少し立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?