目次
今回の旅行の基本情報
行った時期:10月下旬、気候は南半球なので真逆の春。夏に向かう頃で、飛行機の中以外は半袖でOK。雨も降らず快晴です。ただ、太陽が大きい、紫外線が強いので、長袖、帽子、サングラス着用、日焼け止めはしっかり塗ることがおすすめです。
行った都市:オーストラリア ケアンズ(選んだ理由:近くて手頃で、時差が1時間)
使った旅行会社:HIS(飛行機、ホテル、空港の送迎のプラン)
安全:日本とほぼ同じ感覚で良かったです。何の不安もありませんでした。ただ、やはり違うということは意識しておく必要はあると思います。
お金:レート95円=1オーストラリアドルくらい。円安は悲しいですね。
日本では両替はしていかなくて大丈夫。念のため3000円分ほど両替しましたが、現金を使う機会はほぼなかったです。40円ほど残ったオーストラリアドルは空港で寄付してきました。
食事:何でも美味しかったけど、ハンバーガーが本当に美味しかった。他には、オーストラリア発祥と言われるフラットホワイトは3件のカフェで飲み比べ。
お土産:円安に泣きつつ、定番物より、スーパーでその時に安くなっているお菓子を適当に購入して、という感じです。コスメもなかなかにお高かったのでちょうど手ごろな石鹸やエッシェンシャルオイルをお土産にしました。
自分へのお土産はポストカードのみです。
今回の旅の目的:8月にパスポートを更新したら海外旅行に行きたくなり、行ってきました。英語の勉強の進捗確認もかねて、今回も無駄に現地の方たちとおしゃべりをしてきました。
ちなみにケアンズの空港では自動チェックイン?が導入されており、パスポートにスタンプを押してもらえなかったのは残念。もういっそパスポートもカード形式まで小さく薄くなって欲しい。
1日目(木曜日)
21時に関空から初のLCCジェットスターでオーストラリアのケアンズへ。フライト時間は7時間。
仕事終わりに関空に行って何か食べようと思ったのですが、何だかすべてが高い。行きたいお店がなければ、次回は事前にどこかで食べてから行った方がよさそう。
初のLCCですが、今回HISを通して申し込んだため、軽食あり、アメニティありでした。
フライトから1時間後の22時に軽食が出てきたのは困った。そんなに夜遅くに普段食べないし、というかもう寝てるし、でも食べなきゃもったいないということで食べましたが1/3くらい残してしまいました。持ち帰り?もできなかったので次回は付けないプランにしたい。ただ、アメニティのブランケットはあって助かりました。南に向かうので暖かいと錯覚してしまいますが(私だけ?)、飛行機の中の寒さはどこに行っても変わらないですね。持参のストール+ブランケットでちょうど良かったです。
この日は雲が多かったせいか、途中シートベルトを付けるよう指示をされましたが、短時間で解除されました。ただその後もなんとなく揺れが多く、結局ほとんど眠れませんでした。
また、座席、特に前の席との間隔がとても狭く窮屈な印象です。これがLCCであり、お手頃な理由かと納得。また、空港でもっとも遠い場所までてくてく歩いたり、空港内の電車?に乗ったりする必要はありますね。ただ、キャビンアテンダントの皆さん親切で良い印象でした。短めフライトだとLCCが今後も良いかな。
ケアンズの空港には時間通りに5時到着(日本時間4時)。着陸1時間前に朝ご飯が出てきます。さすがに朝3時に朝ご飯は食べないのですが、こちらは袋に入った巨大なパウンドケーキだったので、カバンにしまって到着後にいただきました。
2日目(金曜日)
時間通りに到着して、HISのバスに乗って中心地へ。
この時点でなんの予約もしていなかったので、HISの方にお願いして、キュランダ鉄道の予約とグレートバリアリーフの船の予約をお願いしました。一人旅でかつ面倒くさがりなのに加えて、寝不足で体調がいまいちだったため、予約しておかなければずっとぼんやり過ごしそうだったので。
さすが、時差1時間なので時差ボケはないのですが、あまり寝れなかったせいで太陽のまぶしさが辛いのと、なんとなく酔った感じで何にも乗りたくなかったので予定を変更し、1日目は市内観光に変更。
町中が鳥の楽園のように、見たことがないような鳥がたくさんいて、見た目も大きめですが、声も大きかった。そして、暑くて、植物や木も熱帯な感じです。
ガイドブックを読んだり、ネットの記事で見た通り、小さい町なので、ほぼ徒歩でOK。
まずは日差しを避けるべく無料のアートギャラリーへ。
スタッフの方も気さくで親切でした。ミュージアムショップにはセンスの良い素敵なグッズもありましたが・・・お高めの値段に何も買えずにギャラリーを出て、まだ気分が優れなかったので、次は図書館へ。
入口に警備の方がいましたが、誰でも入れるので入って座ってゆっくりさせてもらいました。少しするとギターの音が。どうも幼児向けの手遊びの時間のようで、生ギター演奏に可愛い子どもたちとお母さんたちが5,6組ほどいました。やっぱり生演奏はいいですね。
ざっと棚を見たらやはり日本と同じように分類がしてあり、図書館に来たなあという安心感が笑
だいぶん気分もよくなったので、お手洗いをお借りしてから図書館を出ました。ケアンズではトイレは使いやすかったです。
次に素敵なステンドグラスが見れるという教会へ。
ここかなと思って入ってみると、何となく違和感が・・・。奥にある受付の女性に聞くとすぐに教えてくれましたが、私が入った建物は学校で、教会は隣の建物でした。うっかり不審者になるところでした。危ない。
ミサか何かがあっていたので、外からの写真だけ。ここでも少しゆっくりさせてもらいました。
途中にスーパーによって夜ご飯を調達してから、そろそろお腹が空いてきたのでブランチにしようとカフェへ。
スマッシュドアボカド。暖かい気候なのでアボカドも生産されているようで、クリーム状にしたアボカドを乗せたパンが有名らしく、フラットホワイトとともにいただきました。
muddy’sというこちらのお店の店員さんもフレンドリーでありがたい。お店に入ったのは11時半少し前でぎりぎりモーニングが選べました。お料理も美味しく、見た目も素敵で、コーヒーはしっかり濃い目で身体がシャキッとします。机にはQRコード。QRコードでも注文できるようでしたが、私は英語の練習もかねてレジへ。どうもこの時点(2024年10月)ではQRコードの注文は、提供までにかなり時間がかかるようでした。
美味しくいただいてから、ホテルまでは中心地から徒歩約30分。海沿いをのんびり歩いていきます。
HISの方に教えてもらった面白かったポイントはこれ。
海はとっても奇麗なのに遊泳禁止なのは野生のワニがいるからだそう。ワニって淡水の生き物じゃなかったのかと調べてみると海水にも生息しているワニがいるらしい。実際にワニの姿は見なかったけど、一瞬ワニが陸に這い上がって来る光景が浮かびました。なかなか怖い。水陸両用だからサメより怖いな。
日本語で書いてある通り、日本人はとても多いので海外一人旅行という方にもケアンズはおすすめスポットです。
ホテルに荷物を置いてから仕事をして、30分ほど歩いてケアンズボタニカルガーデンへ。
ここのショップがとても良かったです。素敵な絵葉書を購入。こちらのショップのスタッフさんもとっても親切でした。だいぶ広そうだったので、ふらっとみて終了。
ホテルにチェックインしてスーパーで買ったご飯を食べてあとはゆっくりしていました。
ちなみにホテルは清潔でしたが、かなり古かったです。スタッフの方も皆さんフレンドリーで気持ちよく滞在できました。
3日目(土曜日)
スーパーで購入したご飯を食べてから、朝7時から公園で行われている無料の瞑想会に参加。
すごく気持ちよかったのですが、8時を過ぎると日差しが強い・・・。お友達同士で参加している人が多く、参加者とはおしゃべりできなかったけど、主催者さんと少し話してから、この日はキュランダへ。
世界遺産に登録されている場所で、ケアンズに来たら行っとこかというスポット。キュランダ鉄道が「世界の車窓から」というテレビ番組でも取り上げられていたようです。
こんな観光列車に乗って約2時間の旅ですが、アナウンスを聞いたり、景色を眺めたり、途中下車するポイントもあったりで案外早く時間は過ぎました。
とにかくどんどんどんどん山を登っていきます。なんでこんな山奥に鉄道があるかというと、鉱山があったからというのがあったようです。その後鉱山採掘が主流でなくなっても材木を運んだりと産業的にも活躍した後、現在は観光列車として長く活躍している列車です。レトロな雰囲気が本当に素敵でのんびり鉄道の旅を楽しめます。
ちなみにスカイレールというケーブルカーだと30分程度で市内に着けるうえ、景色がとても良いということで、往復のどちらかを鉄道、どちらかをスカイレールにする方が多いようですが、私は若干の高所恐怖症があるので、どちらも鉄道にしました。
ケアンズ9時半発、キュランダ14時初の列車を予約してもらいました。一人だからこれでいいかなと。なので、キュランダ滞在時間は11時半~14時の約2時間半。キュランダの街中で買い物したり、コーヒーを飲んだり、植物や蝶を見ていたら案外時間ギリギリでした。
中心地に戻って、またスーパーで買い物をして、ホテルに戻ります。
この日は夜にどれだけ星が見えるか暗くなってから海辺に行ってみたのですが。あんまり見えなかったです。そんなに都会でもないし、日本ほど明かりはなくてもやはりみえないものだなあと。
オーストラリアに来たのに、コアラにも会わず、海のアクティビティも一切せずでも満足でしたが、星空を見るツアーだけは参加しても良かったかなと思ったので、次回行くときは参加したいと思います。
4日目(日曜日)
スーパーで買ったご飯を食べてから、この日は世界遺産のグレートバリアリーフにいきました。グレートバリアリーフは複数の島?海?の総称のようで、一番近い島、グリーン島に行ってきました。ケアンズの町から高速船で約45分。
船に乗る前にカフェでフラットホワイトと小腹が空いたので大きなクロワッサンを。
こちらのblack birdというカフェのフラットホワイトは癖のないシンプルな味わいでした。店員さんはあまり余計なおしゃべりをしないけど親切な感じ。私にはちょっと物足りなかった笑
乗船場へ行き出発!の前に酔い止めを飲みます。すごく揺れるという情報を得ていたからです。酔い防止のために屋外の席を確保をしたところ、揺れはさほど気になりませんでした。なので、中に入ってみてびっくり。びっくりするほど揺れていたので、酔いやすい人は屋外の席の確保をぜひ。ちなみに船は3階部分まであって、3階部分は屋根がないのですが、ものすっごい風でした。2階から階段を上るときから風が大変なことになっているので、帽子には気を付けましょう。
波はものすごく穏やかなのですが、かなり高速で走っているための揺れです。
でもびっくりするくらいきれいな海でした。
グリーン島は1周歩いても30分程度の島です。マリンアクティビティをする予定もなかったのですが、普通にウミガメが見えたりして、大満足です。島を2周くらいのんびり歩いてゆっくりしていたら船の時間です。
島の案内書近くに飲食店もあったのですが、売り切れていたこと、そして何より獣臭のようなものがありました。トイレかなと思ったのですが、トイレはとっても清潔で臭いもなく・・・。なんの臭いだったのか、ともかくお昼時だったのですが、あまり食べる気にもなれなくなってしまい、景色とお散歩を楽しんでケアンズ中心部に戻りました。
注意は帰りの船。行きの船より小さく2階までで屋外に座る席がほぼありませんでした。私は偶然早くに並んでいたので外のベンチを確保できましたが、45分立ちっぱなしは辛いし、中の席の揺れはさらに辛いはずなので、心配な方は早めに船着き場に行かれることをおすすめします。
戻ってからの遅めのお昼ご飯はハンバーガー。ここが大当たりでとっても美味しかったです。ここの店員さんもすごく親切でした。Grill’d Cairns
ハンバーガーのお肉も美味しいし、パテもすごくお肉に合っていて、さらにポテトも最高に美味しくてお代わりしたいくらいでしたが、お腹いっぱいに。また食べに行きたいものです。
5日目(月曜日)
早くも帰国日です。
HISのバスのお迎えが9時過ぎだったのでホテル近くのカフェでモーニング。 Odett’s Cafe
ここの店員さんは愛想はなく普通でしたが、モーニングも美味しく、何よりフラットホワイトがものすごく美味しく好みの味でした。帰国前に幸せな時間を過ごせました~。
初めての南半球、オーストラリアのケアンズ3泊5日の滞在も楽しい旅になりました。
おすすめと注意点
暑いので水分補給は絶対なのですが、水筒を持っていくととっても便利でした。
ケアンズの空港でも検査後のエリアで飲み水を補給できます。もちろん関空にもあります。
ホテルでもこちらからお水をいただきました。なので滞在中は飲み物をカフェでオーダーした以外では購入しなくて良かったです。ただ、オーストラリアは硬水なので、ご自分に合うかどうかを試してからたくさん飲んでください。
海外wifiは道に迷う自信のある方はぜひ契約して持っていきましょう。ものすごく便利でした。仕事の関係もあり、キュランダやグレートバリアリーフでwifiがつながるかも心配でした。HISのスタッフさんはつながらないといっていましたが、奥深くに行かない限り、mapを見たり、LINE、メールをしたりなどは特に不便はなかったです。なので、旅行中も仕事をしなきゃという人もwifi持っていくと基本は大丈夫です(ただし、通話はしていないので通話はどれほどできるか不明です)。
ホテルでは、スリッパがなかったことと、パジャマもなかったので、スリッパは今後持参したいと思います。パジャマはまああってもなくても私は構わないのですが、ないと眠れない方は出発前に要チェックです。
はじめてのvacation
今回は一人で行ったこと、ケアンズの見どころがそんなに多くなく、ゆっくり過ごせたこともあり、はじめてこれがvacationかと思ったものです。今までの旅行はsightseeingであり、1日に行けるだけ予定を詰め込んでいろいろと観光していました。
観光旅行ももちろん私は大好きなのですが、vacationをすると、本当にリラックスできてすごく気分が良く、リフレッシュできました。
家にいるとお休みでも、あれもこれもやらなきゃとなってしまい結局ゆっくりできない性格です。なので、vacationに行かなければなかなか真にリラックスすることが私はできないので、これは良い経験ができたと新たな体験に満足しています。
ただ、行ってみたい国の多くは観光目的で、リラックスよりもっと行きたいところが~なので、また何年かして今度は計画してvacationに行きたいものです。