『はじめの一歩を踏み出そう』 マイケル・E. ガーバー
何かの本を読んでいたときに紹介されていたので、読んでみました。
感想としては、私が思う働き方とは違うなと思ったのですが、参考になる部分もありました。
私が私の考えと違うなと感じたところは、最終的に、会社を売却するのが一つの目標ということです。
最終的に自分が、お金を得られ、自由を得られたらという考えなのかなと思える本です。
『「週4時間」だけ働く』なんかと考え方は一緒かな。
生活に、遊びに心配のない大金を得て、自分は働いてもいいし(その場合は、週4時間程度)、働かなくてもいい。
私が目標がなかった頃には、夢のような本で、この通りにやってみたいと思ったと思います。
目標がある今は、目標をお金ができたとしても途中で止めようとは思わない。
お金があれば働かなくていいという考え方も否定しませんし、お金はあったほうがいいに決まっているのですが、もちろん、私も儲けたいと思っています。
ただ、売るような会社のサービスを顧客に買ってもらうのかとか思っちゃうんです。
どうもこの手の本は違和感を感じてしょうがない。
しかし、仕事の進め方など、参考になることも多い本です。
私が印象に残ったのは、190ページ
「仕事は人間の心を映し出す鏡なんだよ。(中略)仕事いうのは自分の心の状態を映し出すものなんだよ。」というものです。
仕事への姿勢というのを考える機会があり、やっぱりそうだよねと共感していました。
こういうことを書きながら、会社を売って、起業家はお金を手にして、自由な時間を得る、従業員には働くってこういうことなんだよと諭す。
やっぱり、どうなんだろう・・・。
読み方間違っているよ、こういう意味だよと教えてくださる方がいましたらご教授ください。
また、事業をゲームに例えた説明がとても分かりやすかったです。