タイトルが面白いですよね。

挿絵もユーモラスです。
著者は、転職が専門のコーチをされている方。

死んだ馬=しょうがなく続けている仕事という図式で、この本は進みます。
他人から見るとあきらかにおかしいのに、本人は、「死んだ馬」に乗っている人生を正当化している。

「あなたが変われない心の法則を暴き、人生の閉塞感を一気に打破しよう! 自己啓発書を何冊読んでも、読んだだけで終わる方へ贈る、革命の一冊! 」

amazonでは、なかなか挑発的な宣伝文句です。

「自分の心のなかにひそむ複数の声をコントロールできなければ、あなたの仕事人生は、不満な状態に安住する奴隷の人生になります。幼少期から心に植え付けられ、あなた自身が正しさを疑わない、あなたを阻む「壁」さえ壊せば、仕事も恋もうまくいくのです! 脳科学や心理学も駆使した、「死んだ馬」から降りる26レッスンの登場です。」

とのことです。

分かりやすく、一歩を踏み出そうという人の後押しもしています。

■「「死んだ馬」にしがみついている人は、不安と否定的な自己イメージにとらわれた人たちなんです。」

そういう側面はあると思います。確かに、愚痴や言い訳の多い人は多いです。

■「”主観的には”筋が通っていても、外から見るとまったくバカげているーそんなことはいくらでもあります。」

■「あなたは”前に進んでいる気”になっているだけで、同じ場所に立ち止まって人生を空費し、いつの間にか年をとっていはしないでしょうか?」

これって、いつも思うことです。成長した気になってない?と自分でつっこみを入れます。

■「(前略)たいていの場合、従来のやり方に執着することの代償は、変化に伴う代償を上回ります。」将来を考えるか、近くを見るかで、変わってきますよね。

■「(前略)人間は変わります。興味の対象も、目標も、価値観も、まったく変わってしまいます。30代の終わりにもなれば、20代の初めに掲げていたのとは異なる、新しい目標、新しい理想を立てたくなるものなのです。」

■「(前略)祖先から伝えられてきた「知恵」に無批判に従うことではなく、「自分自身の頭で考えること」なのです。」

■「たとえば、「自分は出世には向かない」という”制限的信念”があったとします。この”信念”に疑問を持たず、思考停止状態で暮らしていくと、この”信念”がそのまま具体的な行動に反映されます。」

■「「変わればもっとよくなるとは、むろんいえない。しかし、よくなるためには変わらなくてはならない、ということはいえる」

なるほど、もっともなことがたくさん書いています。

ただ、本書も読んだだけでは、読んだだけで終わる1冊ではあります。

もっともなことなんですけど、著者が伝えようとしていることもとてもいいのですが、今の私にはなかなか入ってきません。

自分のそのときに合う本に出会うというのもまた必然なんだろうなと思います。