今回は本のご紹介です。

日々、ストレスを感じながら過ごしている方がほとんどだと思います。
そのストレスと今よりももう少し上手に付き合えるようになるかもしれない本のご紹介です。

『スタンフォードのストレスを力に変える教室』

 

ストレスの考え方が変わる1冊です

ストレスと聞くと、ほとんどの方は「嫌なもの」という認識をされ、かつ多くの方が「ストレスがある」状態に現在あると思います。

そんなストレスが実は私たちの役に立っているという研究が分かりやすくまとめられた1冊です。

現在私は、ほぼストレスを感じることなく、毎日楽しく過ごすことができています。会員さまのおかげです。

それでも、前職も含め以前は相当にストレスを感じていました。

それらの体験を思い出しながら、印象に残ったことを書いていきます。

ストレスについての考え方が健康状態を左右する

まずはこちらです。

ストレスについての考え方って何?ストレスは100%悪いものでしょう?

と思っていました。ところが

「ストレスは健康に悪い」と思うと死亡リスクが高まる

ストレスがほとんどない人たちよりも(ストレスがある人の方が)死亡リスクが低い

ということです。

例えば、年齢を重ねることをポジティブにとらえている人は、ネガティブにとらえている人よりも長生きするそうです。

年を取ることについての考え方がその人の健康や寿命に影響を及ぼすのは、ポジティブな考え方そのものに素晴らしい効果があるせいではなく、ポジティブに考えることでその人の目標や選択が変わってくるからだ

 

ということです。

年を重ねるという事実は同じ(ストレスに感じることですね)でも、ネガティブに感じるとおそらく「どうせ何をやっても変わらない」からと食事に気を付けたり、運動をしなくなるように、ポジティブに感じる人は実際に食事に気を付け、運動を行う、この行為が長生きの原因ということになるのでしょう。

つまり、ストレスに対する考え方を変えることで、よりよくストレスと付き合うことができるということのようです。

人生で最も重要な試練のときには、何度か真っ暗な夜が訪れる

ストレスによって成長する勇気

逆境に置かれても、自分がストレスを感じていることは認識したうえで、それが即、最悪の事態につながるような絶望的な状況だとは考えず、困難な時ほど諦めたり孤立したりせずに、人生にしっかりと向き合う必要があると信じることが大事だということです。

  • 脅威をチャンスに
  • 麻痺状態を行動に
  • 自分の個人的な強みを認識する
    ・挑戦に向けてどれだけ準備を重ねたか
    ・過去の経験を思い出す
    ・自分を応援してくれる人がいること

など。

つらいことを避けていると行動できなくなるということです。

ビズライブラリーを作る前は本当にいつ抜けるか分からない真っ暗なトンネルの中を進んでいるように感じていました。

トンネルは真っ暗で光が見えないので本当に前に進んでいるかも分からない。そんな気持ちで毎日不安とストレスでいっぱいでした。

それでも動き続けたのは、そうするしかなかったからですね。

何も行動しない近い未来がさらに最悪なものになると容易に予想できたので動くしかなかったので動いていたという状況です。
そもそも、人生そんなに頑張らなくていいじゃないと思っているので最悪の未来の到来を避けるために動き続けただけでした。

なので今でも、辛いことが避けられるのなら逃げていいと思っています。

ただ、しょうがなくとはいえ行動したおかげで私も今の幸せな状況があるので、きっと真実もあるのでしょうが、個人的には常に明るいところを歩きたいものです(*^-^*)

ストレスに対処するための最善の方法

ストレスにもいいところはあるみたいと分かっても、実際にストレスにさらされると辛いですよね。
ここからは対処するための考え方のご紹介です。

ストレスに対処するための最善の方法は、ストレスを減らそう、避けようとするよりも、ストレスについての考え方を改めて、ストレスを受け入れることです。

  • ストレスとは、自分にとって大切なものが脅かされたときに生じるもの
  • ストレスと意義とは密接な関係にある

どうでもいいことに関しては、ストレスは感じませんし、有意義な人生を送りたいと思ったら、ある程度のストレスは付きものです。

自分の役割にしっかりと取り組み、目標に向かって努力すれば、目的意識を持って生きていけるいっぽうで、ストレスも避けられないからです。

生活からストレスがなくなったら、不快な思いをすることは減るかもしれませんが、同時に意味も見失ってしまいます。

これらのことは確かにそうだと思っています。

一生懸命にやろうとしたからストレスがたまりました(実際は何もできなかったのですが)。勤務時間は適当に過ごしておけば給料ももらえるしいいかという考えだったら特にストレスは溜まらなかったと思います。

実際に元同僚はそういう考えで働いていたように見えました。
ただストレスを避けた(物事に熱心に取り組まない)結果がいいものとは私には見えませんでした。

なので、確かにこれは本当に納得できることでした。

状況は変えられなくても、ストレスの受け止め方は変えられる!

ストレスを減らしたり、なくしたりできないときでも、自分がストレスに対してどう反応するかは自分で選ぶことができます。

半分、水が入ったコップを見てどうとらえるかというのはよく例に出されることですよね。

まだ、半分も水がある

もう半分しか水がない

事実はコップに半分、水が入った状態ですが受け止め方でこんなにも変わります。

不安を受け入れると、困難にうまく対応できるようになり、体の反応までもが「恐怖反応」から「勇気を生み出す反応」へと変化するということです。

ただし、ポジティブシンキングや前向きな姿勢だけが大事かというとそうでもないようです。

ただ、やみくもに、良い面やポジティブなことを思ったり言ったりするのではなく、ものごとのよい面もわるい面も認識できるほうが、よい面だけを見つめようとするよりも長期的にみた場合、良い結果につながります。

ものごとについてどう考えるかによって、そのものごとから受ける影響は変化するので、「ストレスは役に立つ」と思うと実際にそうなるのだそうです。
年齢を重ねることへの考え方と同じですね。

そうかもしれませんが、どうやったらそのように考えることができるようになるのでしょうか?

あなたの「考え方」を変える3段階の方法

ストレスはいいことなのかもしれないけど、それでもなかなかそうは思えないという方のために、考え方を変える方法が紹介されています。

  1. 新しい考え方を学ぶ

  2. 新しい考え方を取り入れ、実践するためのエクササイズを行う

  3. 自分が学んで実践したことを、ほかの人たちと分かち合う機会を持つ

ストレスはあっても命が脅かされるほど危険でない場合には、脳と体は「チャレンジ反応」という状態に切り替わるそうです。
「チャレンジ反応」が起こると力が湧いてきて、プレッシャーのかかる状況でもやるべきことをやれるようになるということです。

苦しんでいるのは自分だけではない

苦しんでいるのは自分だけだと思ってしまうと、ストレスを力に変えるのは非常に難しくなります。

「苦しんでいるのは自分だけではない」と思えた時に、変化が始まるのでしょう。そして、私だけが苦しいんだと思っている人には誰も手をさしのべられないのです。

失敗や挫折は心理学で「コモン・ヒューマニティ」と呼ばれます。「人間ならだれでも経験するもの」という意味です。

強いストレスを避けたりするなど回避的な対処をする人は、他の人に助けを求めようとせず、周りから手を差し伸べてもらえず「こんなに苦しんでいるのは自分だけだ」と思い込んでしまうのです。

いっぽう「誰の人生にもつらいことはある」と思っている人は幸せを感じやすく人生に対する満足度も高い傾向にあるそうです。

ストレス下における孤独感を和らげるのは、ほかの人たちの苦しみにもっと気づくことかつ、自分の苦しみを素直に周りの人に打ち明けることです「わたしと同じで、この人も苦しみのつらさを知っている」と思うことです。

自分でもこれを経験したことがあるのでよく分かります。

また、知り合いにもこういう状況になっている人がいました。私自身が体験したので気持ちは分かるつもりなので手を差し伸べるのですが「あなたには分からない」と言われると確かにその通りなのでどうしようもないのです。

ただ、私自身が自分が辛かった時にそういう人がいたらよかったなという行動はしています。

私から動く

「もっと誰かに支えてもらいたい、もっと気にかけてほしい」

そんな気持ちになると、つい誰かが表れて手を差し伸べてくれるのを待つしかないと思ってしまいます。

けれどもそんなときにもっとも役に立つのは、発想を切り替えて「心の支えが必要なら、自分がそれを提供する側になろう」と考えることだそうです。

最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれませんが、あったらいいなと思うものをまずは自分から提供することこそ最善の方法です。

「みんなの役に立つことをしよう」と心がけていると周りからたくさん助けてもらえるようになります。

ストレス反応の3つの効果として

  1. 困難にうまく対処する
  2. 人とのつながりを強める
  3. 学び、成長する

というのがあるそうです。

最新の研究結果によって、ストレスは他人を賢く、強くし、成功へと導きます。

まず自分の考え方を変えれば、望んでいるような変化が起こり始めるのですね。

興味を持たれたらぜひ本を手にとってみてください。