2015年6月29日の雑誌『AERA』の特集です。
「勉強しないと生き残れない」というなかなか考えさせられる特集です。
この号では、MBA、プログラミング、英語を現代の3大スキルと位置づけています。
会員さんより、この号を読んでみたら?と薦められて購入しました。
大学を卒業したらそれで勉強が終わりではなく、一生学びは続くものだと思いますが、それでも日々の忙しさに・・・などなど。
ある時期、私の周りには会社に行きながら大学院に通う、社会人大学院生が何人かいました。それまで、本当に特別な人が行く場所だと思っていた大学院がちょっと身近に感じられるようになりました。社会人になって改めてお金や時間を工面して学ぼうという意欲のある人たちを単純に尊敬しました。
それで、自分にも何かできないかと考え始めたのです。
大学院は金銭的にちょっとハードルが高かったのと、自分が何を必要としているかが分からなかったので、まずは、お金をあまりかけずにできることはないかと考えました。
- 自分が勉強したい分野を考える
- テーマを一つに絞る
- そのテーマについて書かれている本を図書館で借りる
という流れで始めてみました。これだと、お金はかかりません。
そして、決めたテーマは「宗教」です。
いや、どう考えても大きすぎるテーマでした(笑)
旧約聖書→新約聖書→コーランの順で1年間読んでみよう。
その際は、読みやすい解説書なども合わせて読んでみようとはじめました。
そして、旧約聖書から挫折しました(笑)
それまでの私の知識では、「創世記」「出エジプト記」「ヨブ記」ぐらいかと思っていたのですが、とにかくたくさんの「○○記」があるんですね~。そんなことを少しずつ知りながら解説書を同時に読み始め、こちらの方の本はよく読みました。
秦剛平さんのカルチャースクールでの講義をまとめた内容の本を読んだことがきっかけだったと思います。
平易で分かりやすい語り口と考えてもいなかった新しい視点をくれたことが大きく、その後何冊も図書館で借りては読みました。
こんなことを1年続けてみました(最後はなあなあになっていましたが・・・)。
こういうことをやってみて思ったのは、お金はかけなくても勉強しようと思えば機会は作れるということです。
勉強会や単発の講座に参加するというのも一つの方法だと思います。何を勉強したいかは個人の興味や仕事、将来のことなどいろいろとあると思います。もし、勉強したいな、将来のために新しいことをはじめたいなど、そんなふうに思ったときにビズライブラリーを活用してくれると嬉しいなと思っています。
ちなみに、私は行きたい学部?が決まったので、準備ができたら大学院に通おうと思っています。