ビズライブラリーがお休みの日に、スターバックスのコーヒーセミナーに行ってきました。
ビズライブラリーでも豆から挽いたコーヒーを淹れることがあるのですが、もっと美味しく淹れることができたらいいなという思いで参加しました。
今回参加したのは、フードペアリング編というセミナー。
1、さまざまなコーヒーを飲み比べて、香り、酸味、コクを体感。
2、風味に合わせたフードやスイーツとのペアリング(相性の良い組み合わせ)。
ということを学びながら飲みながら、食べながら楽しみます。
スタバのフードを楽しみたい>コーヒーの美味しい淹れ方を楽しみたい
ともなっていましたが、まあ、休みが取りにくいので、行ける時に行こうと思い行ってきました。
少し早めに着いたのですが、とても丁寧で親切な男性の店員さんが案内してくれました。

今回は、29名の方が参加されていました。
店舗ではなく、ホールでの開催です。
29人中男性は一人だけ。
女性はほぼ全員がお友達と来られていて、一人で参加は私くらいだったかな?

資料とコーヒーパスポート、試飲するコーヒーの粉が置かれています。
まずは、嗅覚が与える影響をジェリービーンズを食べながら体験。
その後、オレンジジュースと無脂肪乳、普通の牛乳を飲んで、酸味とコクを体験。

酸味のあるコーヒーは個人的には好みではないのですが、スタバでは、酸味をスッキリ、フルーティー、ジューシーなポジティブなイメージでとらえているようです。
今回飲んだコーヒーは、コロンビア(南アメリカ)、ケニア(南アフリカ)、スマトラ(東南アジア)の3種類のコーヒー。
コーヒーで世界旅行です。
飲んだコーヒーのシールをコーヒーパスポートに貼っていきます。

この辺の仕組みはやられた~という感じです。
コンプリートしたくなります。
味の感想や飲んだ日などとともに、素敵なシールが増えていく・・・。
スタバの思う壺・・・そのツボに片足突っ込んでしまったような・・・。
個人的には東南アジアのコーヒー、スマトラが一番好きでした。
苦味とコクがこの3つの中では1番強かったです。
そして、お楽しみのフードが登場です。
「たくさん食べるのでお腹空かせてきてください」とウェブサイトに書いてあったので、朝ごはんを食べずに行ったのですが、本当にてんこ盛りなうえ、味が濃かったり、甘かったりするので、会場では半分程度食べてお腹いっぱいになり、残りは持ち帰りました。
ちなみに、お店で購入するとこれだけで約700円。
セミナー自体の金額は3,000円(税抜き、2015年5月現在)なのですが、コスパはいいと思います。
それぞれコーヒーに合うとオススメされている組み合わせで食べた後に、そのほかの組み合わせにもチャレンジ。比べてみるとその差は歴然。
コーヒーそのものの味だけでなく、合わせるフードによって印象もずいぶん変わります。
コーヒーとフードのマリアージュ、なかなかに面白い体験でした。
このスタバのセミナーに行くことをオンライン英会話の先生に話したところ、「「コピ・ルアク」って知ってる?」と聞かれました。
このコピ・ルアク(インドネシア語。「コピ」はコーヒー、「ルアク」はマレージャコウネコの現地での呼び名)、ジャコウネコが、コーヒーの実を食べて、それが糞とともに排泄され、それを洗浄し採られる未消化のコーヒー豆のこと。産出量が少なく、高価なコーヒーのことです。
ていうか、これ、誰が最初に飲もうと思ったんでしょうね、コーヒー豆の段階では衛生的には問題ないけどその手前、糞に混じったコーヒーの実を洗浄して、豆を取り出して・・・と。
セミナーの当日に仕入れた知識を元に、「コピ・ルアクを飲んだことがありますか?」とスタバの方に聞いたところ、あるとのこと。
どんな味?
「あっさりしています」
とのこと。
まあ、貴重だから美味しいというものでもないよう。
美味しさでいえば「ゲイシャ種の方がオススメです(←コレも高いそう)」とのこと。
2014年9月頃にスタバで1杯1998円で販売されていました。
豆から購入することを考えるとお安いかな。
いろいろとコーヒーのことを聞いても何でもよくご存知でした。
対応してくれたスタバの店員さんは黒いエプロンをつけていて、どうやら試験を受けることで、緑→黒エプロンをつけられるそう。
そして、毎年の試験に合格すると胸元に☆が増える仕組みらしいです。
大阪近辺では、セミナーのお手伝いに来られていた店員さんで☆5つの方がもっとも多いらしいです。
その上は☆が金色になり、その上はエプロンの色が茶色になるそうです。
その茶色のエプロンの方は、東京のお店にいらっしゃるそう。
黒いエプロンを付けられている方はコーヒーの知識を持っている方という印なので、いろいろと聞くと自分に合うコーヒーが飲めるかもしれませんね。
スタバの店員さんから、スタバへの愛がすごく感じられて、気持ちの良い空間、時間が過ごせました。
実はスタバのコーヒーもフードも私には濃すぎたり、甘すぎたりしてセミナーを受けてみても、やっぱりそんなに好きではないのですが、また他のセミナーに参加したいと思ってしまいました。
コーヒーの淹れ方を知りたくて行ったのですが、しっかりとスタバのファンになって会場を後にしました。
ちなみに今回のお土産はプレート。

早速、使っています。
次は、美味しいコーヒーの淹れ方を学びに行きます。