オープン当日を迎えたときに、その男性が「やっぱり止める」と言い出して、後悔のどん底にいました。

なぜこんなに甘えられたのかもわかりませんでしたし、結局何が目的だったのかもわかりませんでした。

自分の軸をしっかりと持ち、それを態度にきちんと出すことが大事

お金以外の全ての約束は反故になり、(文書で確認しましょうと何度も言いましたが、うやむやにされ)金銭的な約束を守ってくれただけ良かったのですが、それでも数千円を返してもらえませんでした。最初に確認してから動き始めるべきでした。

最初のスタートは本当に最悪のものとなりましたが、開業のときは思わずたくさんの人からお祝いをいただき、本当に嬉しかったです。

男性には、お花が一つだけ。コピー機をレンタルした業者さんからでした。人脈があると豪語していた現実がこういうことでした。

関わってるときは腹立ちしかありませんでしたが、時間が経過するとどうでもよくなるものです。

ただ、誰かと一緒に仕事をするときには最大限の注意を払うようになりました。しかし、最大限の注意を払う人はまず、そんな心配をすることのない人たちなんですね。このときにもう少ししっかりしていればというのを何度も思っていました。

私がきちんと考えてなく、さらに曖昧な態度をどこかでしていたからの結果です。

契約書だって交わすまで物事を進めないと決めてかかれば、そこでこの話は終わっていたはずです。

自分の意志とその意思をきちんと態度に表すのは大事です。

開業までのまとめはここまでになります。

まだまだ書き足りないことは時間をみて訂正や追加をしていこうと思います。

読んでいただいた方は、これでも起業できるんやと思われた方も多いと思います。私もそう思います(笑)

それでも、5年目を迎えています。

その男性は、1年は続けると言っていたところ、半年経った頃に急に止めると言い出したので、完全に自分一人でやることになり移転しました。

「一人で大変でしょう?」と言われることがありますが、この体験があるので一人のほうが大変じゃないです。足をひっぱる人がいない分ラクです。

一人になってから、だんだん自分のカラーがでてきて、徐々に自分にあったお客さんが来てくれるようになりました。

ビズライブラリーが役立つ場所として機能している限りは続けたいと思っています。

当初から考えている図書館を変えることもいろいろと考えています。

起業をすることは誰にでもできますが、継続することがとても難しい。

10年、20年と継続できるよう考えていきたいと思っています。

これまでいろんな形で支えてくださった方には本当に感謝しています。

これからもお世話になります。どうぞよろしくお願いします。

こうしておけば良かったポイント

世の中にはたくさんのルールがあります。

私にはこれをスペースの中にはできるだけ持ち込みたくないと思ったものです。

個々人のいわゆる常識に任せたのです。ところが、驚くような発想をする方やそれらを実行する方がいるという現実を目の当たりにして、他のコワーキングスペースがルールをきちんと作っていることを遅ればせながら理解することとなりました。

同業者を参考にするということは本当に大事なことだと思ったのです。皆、必要だからそういう取り決めをしているのですね。私の道、を行くのもいいのですが、やはり同業者をお手本にするのは正しいですね。個性を出す場所を間違えてはいけないとつくづく思いました。