コワーキングスペースってどんな場所?と聞かれたら、「良い影響を継続して受けられる場所」だと答えます。
その理由を書いていきます。
目次
知っていることとできていることは違う
最初にスペースをオープンして、私が驚いたのは、複数の会員さんが、分からないことは何でもすぐに検索して調べて、疑問や問題を解決することでした。
私は図書館司書をしていたので、レファレンス(調べもの)の依頼があれば調べていましたし、調べ方や、調べることも知ってたはずなのに、自分の疑問については目の前にパソコンがあるにも関わらず検索することはありませんでした。
分からないことを調べるという当たり前のことが出来ていなかったのです。
そこで、会員さんの様子を見て、よし、私もこれからはちゃんと調べようと思ったのです。
なかなか変われない
ただ、残念ながらそう思っても、分かっていても人ってそう簡単に変われないものです。
私も調べるのはいいことだからと思ったのに、やっぱり調べていない自分がいました。
ただ、コワーキングスペースは同じ人に何度も会う確率が高いので(特に私はずっとスペースにいます)繰り返し良い影響を受けられるというのが私には大きかったのですね。
まもなく、分からなければ調べるという習慣がようやく定着しました。これはもう繰り返し、会員さんを見て、何度も思い出し、反省し、実行した結果でした。
そんな、知っているから、分かった気になって、出来た気でいたことがとても多かったです。
「できる」が加速する
「パソコンで分からないことを調べる」という小さなことですが、そんな一つの成功事例ができると、次も次もとなっていきます。
結果、一つ一つのことは決して大きくはないですが、いろんなことができるようになってきました。
多くのことは以前から知っていたけど実践していなかったことです。
大げさでなく人生にものすごくプラスになったと感じています。
そして、私も必要なら提供できるようになるという、良い仕組みができたと自負しています。
望めば得られる場所
変わりたい、もっと仕事で成果を出したい、勉強を進めたい、いろんな思いを持ってコワーキングスペースを利用されている方がほとんどだと思っています。
コワーキングスペースは、自分が望めばそれらが得られる場所です。
今回のブログは、ある日動画を観ていた時にふと思いついたことです。以前から自己啓発書などを読むのが好きでした。読んだだけで自分が成長した気分になれるからですね(笑)
でも、読んだだけで何一つ実行していませんでした。その理由の一つが「知っていることだから」。
「知っている」=「できている」
という図式が頭の中に勝手に出来ていて、行動が起こせていませんでした。
今は、本当にできている?と自分に問いかけるようにしています。
皆さんはいかがでしょうか?
コワーキングスペースの利用を考えている方の参考になれば幸いです。