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年内に来年の目標を作る
新年の目標は、通常元旦に考えることが多いですよね。
私は約2年ほど前から目標を年内に考えるようになりました。年内に目標を設定することをお勧めする理由です。
- 元日から行動できる
- じっくりと考える時間を持てる
- 少なくとも1年後の自分を考えることができる
何となくや思いつきの目標ではなく、じっくりと考えておき、行動リスト(タスクやTodo)を作っておくことで、元日から行動できます。
また、1年後どうなっていたいかとか、仕事では来年はこれぐらい頑張りたいななどと1年後の自分を想像しながらタスクを作るのは楽しくもあり、意識することでより目標に近づきやすくなります。
目標設定とタスク(行動リスト)の作り方
A. 今からゆっくりと考える時間のある人向けのタスク作り
- 「来年の目標と達成するためのタスクを作る」というタスクを作る
- 毎日タスクを見て、最低意識すること、できるときは目標を設定したり、タスクを作成する
- 2を繰り返し、来年したいことを全部挙げたうえで、取捨選択
- 12月31日までに、タスクを整理、期限を付ける
B. 年末に短時間で一気に作ってしまいたい人向けのタスク作り
- 考えられる限りのやりたいこと、やるべきことを全部出してタスク化
- 年間スケジュールと見比べながらタスクを取捨選択
- 12月31日までに、タスクを整理、期限を付ける
- 来年のタスクからはずれたタスクは余裕ができたらやるタスクとするか、再来年のために取っておく
目標設定は「具体的」、日々のタスク設定は「すぐに行動できる」ことがポイント
目標設定のポイント
- 具体的な事柄にする
- 期限を決める
- 達成可能であること
- 数字で測れるもの
こういうことを新年から考えているとあっという間に、1週間、1カ月と経ってしまいます。
新年明けて、お正月にじっくり考える時間が取れる人はそんなに多くはないでしょう。
そこで、今年の目標は、ダイエットです、昇進します、英会話をがんばる!などと宣言しても、まったく具体的でないので、忘れてしまい、また次の年に……の繰り返し。
これが数年前の私です。
目標に向かうためのタスク設定のポイント
- すぐに行動できることをタスクとする
- 自分なりに分かりやすく整理し、見やすいようにする
- 目標達成のために必要なタスクであるかを意識する
行動に落とし込まないとタスクは作れないため、タスク管理をするようになると行動リストが出来上がります。
考える、タスクを作る、なんてしていたら案外時間がかかると気が付いたので、年内に作っておいて、1月1日からスタートさせるほうがいいと考え、ここ2年ほどやっていることです。
タスク管理を始めてからこの方法ですが、目標の達成は、数年前に目標を言っていた(忘れる)、書いていた(書いた紙をなくす)だけより、より達成できることが多くなってきました。
私は、タスク管理をパソコンを使って行っています。もちろん、紙媒体の方が便利という方は引き続き同じ方法で良いでしょう。
分かりやすい目標の設定とタスクの例
ダイエットをしようと決めます。この「ダイエットをする」が目標になるでしょうか?
これだけだと以下の2つにあてはまりません。
- 期限を決める
- 数字で測れるもの
そこで、「7月までに5キロ痩せる」とします。これで具体的になりました。6カ月で5キロ減は、1カ月に1キロ弱なので体重にもよりますが、私には無理な目標ではないでしょう。
目的があると停滞期に入ったときにも継続しやすいです。例えば、健康診断を無事通過する、ボルダリングがもっと上手くなりたい、仕事のパフォーマンスを上げたいなど。
では、これを達成するタスクはどのようなものでしょう。
ダイエットに必要なのは、食事と運動ですね。
食事
- 夜ご飯は7時までに済ませる
- 間食をしない
- 食事の量を減らす
- 糖質制限ダイエット
などこれならできるかな?という方法を選んでタスクにします。
運動
- 毎日〇キロ走る
- エレベーターは使わない
- 自転車通勤に替える
- 一駅多く歩く
などこちらもできる方法をタスクにしましょう。
すぐに思いつかないときは「考える」タスクを作る
例えば、毎月違う目標を設定したいときは、月末に考える時間を持つというのもお勧めです。
私は今年「30日間チャレンジ」というのにチャレンジしています。
「30日間チャレンジ」とは、今までやりたかったことにとりあえず1カ月チャレンジするものです。
TEDでマット・カッツさんが提唱されたことです。
毎月末に次の月のチャレンジ内容を決めます。もちろんそれ以前にしたいことがあれば記入しておきます。
「目標は紙に書くと実現する」ではなく「目標は毎日確認することで実現する」
“目標は紙に書くと実現する”。昔から、成功者と呼ばれるの方々が言われてきた、目標達成の秘訣のひとつです。
紙に書いて、毎日見えるところに貼り、それを意識できる方はそのやり方もいいと思いますが、私は書いた紙をなくしてしまうし、手帳に書いても結局見なかったのです。
その点、パソコンでタスク管理を始めてから、目標ばかりでなく、普段のタスクもパソコンに書いてあるので必ず毎日見る。
これが大事なことなのだとある日気が付きました。
もちろん、パソコンに書かれた目標とタスクも、毎日見ないと意味が無いので、Webブラウザのホームに設定するなどして、毎日目にするための工夫をする事も大事です。