非正規の図書館司書として9年、図書館に勤務していました。
Biz Libraryを立ち上げたのは、今の図書館を外から変えたいと思ったからです。
きっかけは図書館に対する疑問
- 非正規という働き方に対する疑問
- 図書館で一緒に働いたスタッフに対する疑問
私が図書館に勤務した9年間、非正規の司書として働いてきました。
非正規の働き方がいい人はそれでいいのですが、私のように正規職員になりたかったのになれなくて、でも図書館で働きたいという人の待遇を変えたいと思っています。
主に考えていたことです。
- イベント開催
毎日いろんなことが開催されていると図書館に活気がでてくると同時に、いろんな人が図書館を利用しやすくなる。
- 仕事場としての利用
今の公共図書館はビジネスマンの利用が少ないと思い、利用できる多くの人が利用できる環境にしたいと考えています。
- 起業後の応援
起業してからが本当に大変、そのお手伝いをしたいという思いがあります。
- スペースにいる人をつなげる
同じ空間にいる人たち同士をつなげたいという思いがあります。
それによるリスクも同時に考えて。
- 本との出合い
もっと積極的に関わりたいという思い。読んで終わりでなく、人と感想をシェアする、本の内容を実践するなど。
こんなことを考えていましたし、今も考えています。
ただ、どうやって進めていくかはまだ手探りの状態です。
少しずつ進んでいるのもあれば、途中で止まっているもの、まだ手もつけられていないものなどもあります。
スペースを運営していくと最初は全く考えていなかったコワーキングスペースのような形にもなってきました。
私がビズライブラリーを立ち上げたときには私自身がコワーキングスペースの存在を知りませんでした。
なので、コワーキングスペースです、とはなかなか言いにくいし、私の中ではやっぱり図書館です。
リンクはたくさん貼ってもらっていますが。
結果的にコワーキングスペースもある図書館というのが私の中のイメージ。
図書館の中にコワーキングスペースのような場があってもいいよねと思ってもいたこと、コワーキングスペースという言葉が市民権を得てきたことなどから今は、コワーキングスペースのようなところです、というように紹介しています。
ビズライブラリーには、私独自の考えのものはないのですが、それでも私がやっていることが図書館のために何か貢献できるようにと考えています。
スペースは、会社が行っているところもありますが、ビズライブラリーは、私一人で立ち上げて、運営しています。
小さなスペースですし、一人でできることは限りがありますが、それでも居心地の良いスペースを作りたいという思いは強く持っています。