昨年、イギリスに行って帰ってから私が得たものです。
- 英会話を頑張ろうと、スカイプの英会話を始めた
- はじめての個人旅行で少しだけ度胸がついた
スカイプの英会話は約1年続いていますし、今年はウィーンへも個人で行けました。
日本以外に住むことはないから英語は不要、個人旅行なんて信じられない、と考えていた私にとっては、価値観が180度変った旅行でした。
同時に人間の考えなんて、簡単に変るものだなとも思ったものです。
さて、昨年に引き続き、ビズライブラリーの留守番をお願いして行くのだから、旅行に行ったら”何か”を得たい!と今回の旅行も虎視眈々と、”何か”と出会えるのではないかと思っていました。
ちなみに、こういうことを考えておくことは大事だと思っています。
以前に読んだ太宰治の小説『チャンス』でもこう書いています。
「・・・よく列車などで、向い合せに坐った女性と「ひょんな事」から恋愛関係におちいったなど、ばからしい話を聞くが、「ひょんな事」も「ふとした事」もありやしない。
はじめから、そのつもりで両方が虎視眈々、何か「きっかけ」を作ろうとしてあがきもがいた揚句の・・・」
ということです(ちょっと例が微妙かな、でもこういうことです)。
なので、今回は虎視眈々と”何か”を狙っていきました。
とても漠然としていますが、狙っていたせいでしょうか、今回も得ることができました。
得たものは特段、空から降ってきたものでも、誰から与えられたものでもなく、自分の中にあるものを刺激する、掘り起こすという類のものです。
日常生活では隠れて見えないものが、非日常の時間を過ごすことによってふと顔をだしてきます。
別に、旅行に行かなくても普段から意識できる人は良いのですが、私はそうではないようなので、楽しみとそして私の中にある”何か”に気が付くために旅行に行くという感じになっています。
帰ってきたら、また行きたくなる旅行。
来年も行けるようにお仕事頑張らなきゃです。
そして、次は英語圏に行って、英会話も楽しみたいと思います。