フリーデンスライヒ・レーゲンターク・ドゥンケルブント・フンデルトヴァッサーの美術館に行ってきました。
本名はとても長いですね。
こういった、ユニークな建築物が有名です。
大阪には彼のデザインの建築物があります。
- キッズプラザ大阪「こどもの街」(大阪市北区1997年)
- 大阪市環境局舞洲工場(大阪市此花区2001年)
- 大阪市舞洲スラッジセンター(大阪市此花区2004年)
あまり評判は良くないようです。
私自身、此花区のゴミ処理場はう~むと思っていました。
でも、ウィーンで観た建築物は街となじんでいるように見えました、思い込みでしょうか。
上記の建物はマンションで、実際に住人の方がいらっしゃいますので、中の見学は不可。
そこで、美術館に行きました。
中は撮影禁止でした。
絵や建築模型ももちろん興味深いのですが、建物の形状が面白いのです。
まっすぐな箇所がないくらいに、壁も天井も床もぐにゃりと歪んでいます。
最初は違和感しかないのですが、5分もするとその歪みから暖かく、包み込まれるような感じを受け、とても居心地の良い空間へと変りました。
ここに住むとしたら家具や家電はどうしようと考えたり、絵を観ながらとりとめのないことを想像したり、別に誰に何を言われたわけではないのに、いろいろと妄想してしまう空間でした。
美術館内のカフェ。
私は入っていないので分からないのですが、床が歪んでいるのか、模様でそう見えるのか。
お庭に出ると、空き瓶のオブジェが。
ちなみにトイレも楽しいので、ぜひ忘れずに行きましょう♪
こんな面白いレリーフも。
たくさんの発見があった美術館でした。
そんなに期待していなかったこともあってか、想像以上に楽しめました。
オススメの美術館です。
ぜひ建物内に入って、歪みを体験してみてください。