今回の旅の目的でもある、オーストリアの国立図書館に行きました。
絨毯。やっぱり赤(国旗に使われている色)。
もともと、1723年にバロックの巨匠フィッシャー・フォン・エルラッハ親子が設計した王室専用の宮廷図書館だということで、その絢爛豪華な美しさに本当に驚きました。
1920年に国立図書館として一般に開放されたとのことです。
入り口です。
図書館ですが、内部見学には7ユーロ(1ユーロ138円の場合、966円)が必要です。
最初は、図書館なのに、有料?と思ったのですが・・・。
そんなことは入ったとたんに忘れました。
信じられない光景が目の前に広がっています。
思わず立ちすくんでしまうほど美しい装飾が施された図書館です。
本は、憧れの天井まである本棚に収納されています。
2階部分もあり、2階へ上がる階段もあります。
これらの本は約20万冊あるとのことですが、貸し出しや閲覧は不可のようです。
往時に図書館を使っていた人が羨ましいばかりです。
この空間で1日過ごしたいくらい素敵な空間でした。
ただ、ただ見とれるばかりの美しい図書館です。
天井画やたくさんの彫刻、窓から差し込む光、どれもが絶妙に調和しています。
本は点数は少ないですが、美しく装飾された本が展示されています。
ガイドブックには掲載されていなかったりもしますが、ウィーンに行く際にはぜひ立ち寄ってもらいたい場所のひとつですし、私も次回は時間をとって、空間をもっと楽しみたいと思います。