子どもの頃に大好きで何度も読み返していた『赤毛のアン』。

大人になったらプリンスエドワード島に行きたいなと思っていて、ようやく行ってきました。今回の旅行のことを項目ごとに分けてご紹介します。旅行の参考に、また読み物として楽しんでいただければ幸いです。

 掛川 恭子さんの訳で楽しみました

まずは、旅行に行く前にアンのシリーズを全部読みたいと思い、 掛川 恭子さんの訳で今回は読みました。あまり深い意味はなく、図書館の検索で見つけて借りました。

私が読んだのは全部で10冊(アンが主役なのは8冊目まで)。

子どもの頃の印象が強く、『赤毛のアン』がシリーズの中で最高の出来だろうと勝手に思っていましたが、その後の巻もそれぞれによく、巻を重ねるごとにアンの魅力が高まっていきました。
まだ読まれていない方にはぜひ続きもお勧めしたいです。

旅行の概要

日程:4泊6日
飛行機:羽田ートロント(約12時間のフライト)、トロントーシャーロットタウン(約2時間)
これに私は大阪なので、伊丹ー羽田が追加されます。航空会社はエアカナダです(成田ーモントリオール便もあり)。
時差:トロント(13時間)、シャーロットタウン(12時間)
気候:10月中旬で10℃前後
レート:1カナダドル=94円

旅行会社を通しましたが、添乗員さんなしの一人旅です。いろんなツアーをみましたが、大差はない感じでした。ただ季節によって、価格は大きく変動します。

1日目:
羽田ートロントの時差もあり、同日の同じくらいの時間に到着、その後シャーロットタウンへ移動。空港に到着したのは0時を過ぎていました。タクシーなどはあまり走っていないようです。旅行会社の方の送迎がついていました。シャーロットタウンからキャベンディッシュまで車で約40分。
ホテル到着後は寝るだけです。

2日目:
キャベンディッシュは赤毛のアンの小説の舞台である、小さな町です。10月中旬はすでにオフシーズンでお店も開いていません。この日は1日フリータイム。赤毛のアンの小説の舞台をひたすら歩き回りました。

3日目:
アンツアーに申し込みました。効率的に車でいろんなところに連れて行ってもらいます。
ツアー後は州都であるシャーロットタウンへ送迎してもらい、シャーロットタウンのホテルへ。夕方から街の散策もしました。シャーロットタウンの中心街は1日もあれば徒歩でも十分回れる広さの可愛らしい街です。

4日目:
シャーロットタウンで1日自由行動。

5日目:
帰国のため、朝5時台の飛行機に搭乗。シャーロットタウンから空港まで車で約15分。シャーロットタウンからトロント、トロントから羽田へ。

全体的なカナダの印象

トロントの上空から観た印象はとにかく広い、大きいでした。
空港内でも一人でウロウロしていましたが、誰に何を聞いても皆さん親切に答えてくれます。

日本と違うと思ったのが、空港内の地図などがなく、どこに何があるかが分からない。関係者の方に聞くと親切に教えてくれますが、正解じゃない(笑)案内所の方に聞いてようやくたどり着けたり。親切にアバウトな感じです(^^)/

滞在したのが、プリンスエドワード島(以下PEI)ということもあったのでしょうが、とにかく皆さん親切で、特にキャベンディッシュでは、山登りの時のように、人に会ったら挨拶という感じです。
シャーロットタウンでも地図を広げていただけで「どこに行きたいの?」と自然に聞いてきてくれます。

また、レストランやお店でも、店員さんは「Hi, how are you?」と必ずと言っていいほど声をかけてくれお客さんも自然に「Good, how are you?」などと当たり前に返していて、そのやりとりが見ていていいなあと思ったものです。あ、最初は若干戸惑いましたが、もちろん私も何度も言ってみました(^^♪

カナダは世界で2番目に大きい国です。その大きさと大自然のイメージそのままに人もおおらかなイメージができました。

また行きたい素敵な国です。