この日は。1日フリータイムで、赤毛のアンの舞台を満喫しようととにかくよく歩きました。
道などについては、ホテルの方(日本人の女性)に教えてもらったので、抜け道や近道などのアドバイスもあり、効率的?に観ることができました。
目次
1日の行程
約4時間(9時~12時頃、13時~14時頃)よく歩きました。途中、ちょっと迷ったりもしました。
手書きの適当な地図ですが、参考までに。
ホテル→(約2分)→グリーンゲーブルスハウス→(すぐ)→恋人の小径(バルサムホロウトレイル)→(約15分)→モンゴメリのお墓→(約3分)→グリーンゲイブルス郵便局→(隣)→キャベンディッシュ合同教会→(約20分)→アヴォンリービレッジ→(約20分)→輝く湖水→(約20分)→セントローレンス湾→(約30分)→ホテル
ホテルで一休みした後にもう一度出かけてお化けの森へ。午前中に行ったときは前日の強風で木がたくさん倒れていたようで、立ち入り禁止になっていました。午後に行ってみると解除されていましたので、散策しました(13時~14時頃)。
ホテル→(約5分)→お化けの森→(約15分)→モンゴメリの生家跡→(約20分)→ホテル
*()内の徒歩での移動時間は計測していたわけではありません。目安にしてください。ちなみに一人で散策していたこともあり、かなり速足でした。
ホテルはB&Bのキャベンディッシュブリーズインさんにお世話になりました。
憧れのグリーンゲーブルスへ
まずは何はともあれ、グリーンゲーブルスへ。入館には入場料が必要です。翌日のツアーで行くことになっていたのでこの日は外から観ました。
憧れの場所に立てている嬉しさでかなり興奮していました。
この日は昼過ぎまでお天気がよく、散策にもちょうど良かったです。でも悪天候でももうこの場にいることで大満足でした。到着してから、やっぱりかなり好きだったんだなと改めて自覚しました(笑)
まずは近くの恋人の小径へ。すぐ側なのですが、近くで迷うのが得意なようで見つからなかったのでスタッフの方に訊きます。しかし、恋人の小径ってなんて言うんだろう?という疑問が。
Lovers road?
Lovers street?
結局「L」の発音が悪すぎたようで通じず、スペルを言うも通じず、日本語の地図を見せながら説明をすると分かってもらえました。
正解は「Lovers Lane」
小径の入り口まで無事連れていってもらい、散策開始です。終わりごろではありましたが、紅葉がとても美しかったです。
10月中旬はもうオフシーズン(キャベンディッシュの村ではレストランも開いていません)。この小径を歩いていてもほぼ人に会いません。ところどころに説明の看板があるので、迷ったかな?と不安にならずに済みました。全体が分かると、迷いようがない小径ではありましたが。
恋人の小径の奥には「Balsam Hollow trail」があります。
はっきりとは分からないのですが、Balsamは「バルサムモミ」、Hollowは「くぼんだ地」という意味のようです。
このバルサムホロウの小径も合わせて約20分ほどの周回コースです。
モンゴメリゆかりの場所へ
『赤毛のアン』を生み出してくれたモンゴメリのお墓にお参りに行きました。
夏ごろまではきっとお花でいっぱいなのでしょう。
次にモンゴメリの祖父母宅である郵便局、そしてモンゴメリも通い、ご主人である牧師さんと出会ったキャベンディッシュ合同教会。
中には入れませんでしたが、外側は質実剛健な印象です。
その後、閉まっているとは知っていましたが、「横から入れますよ」と教えていただいたので見に行ったアヴォンリービレッジへ。
『赤毛のアン』のテーマパークですね。オフシーズンということですでにクローズしていましたが、オンシーズン(6月頃~9月上旬頃?)は当時の建物を再現したものやいろんな食べ物屋さんもあり賑やかなようです。
横から入ってウロウロしてみましたが、工事をされていました。オフシーズンということもあるのでしょう、いろんなところで工事がされていました。
本物の?輝く湖水
ホテルの方から、「今、ガイドブックなどで紹介されている輝く湖水は実は違っていて、こちらにあるのが本物なんですよ」とのことでした。確かに、輝く湖水と紹介されている湖は車でないと行けない距離なので、小学生のアンが歩いて行けたと考えるとこちらが本物のモデルだったのかもしれません。
グリーンゲーブルスからだと子どもの足だと徒歩30分くらいでしょうか。
輝く湖水を隣に観ながら直進するとセントローレンス湾に出ます。
本当に土が鮮やかに赤くて驚きます。島の至る所の土が赤いのですが、こちらの湾は特に赤いように感じました。
戻りは道路まで1本道。
ここでいったんホテルに戻り、お昼ご飯を食べ、休憩しました。
何が怖いの?お化けの森
午後からは立ち入り禁止も解除されたお化けの森へ。ドキドキしながら入ってみました。どんなに、おどろおどろしいんだろうと思っていたので。ところが、入ると、恋人の小径と変わらず美しいのです。
私には、恋人の小径とお化けの森との違いも分からないほど感性が鈍いのかとちょっと落ち込んでいました。ところが、歩いていくと・・・
こんなおどろおどろしい感じの木が!これかあと思ったのです。
さらに、モンゴメリの生家跡からお化けの森、グリーンゲーブルスという方向で来ると、お化けの森に入ったすぐ隣にお墓も見えるんですね(モンゴメリのお墓もこちらにあります。ただ、当時の墓地と同じ位置だったかは不明)。
現代は本当に暗いところがなくなったのですが、この当時、この森を抜けるのは曇りの日や夕暮れ時など日があるうちでもドキドキしたことでしょう。
ちなみに強風で倒れた木
こちらを通り過ぎると、モンゴメリの生家跡と思った場所に出ました。
しかし、後で調べるとどうも違うよう。先達はあらまほしきですね。しかし、この時は気が付かずに満足して帰りました。
午後からはだんだん曇ってきて、さらに寒くなってきたのと、雨がぱらついてきたのと、人生初の時差ぼけでとにかく眠くて、14時過ぎにはホテルに戻りそのまま寝ていました。
夜になると本当に真っ暗で、星がプラネタリウムのように見えました。という状況なので外にもでず、そのままホテルでゆっくりと過ごしました。
森ではたくさんリスを観ました。ごくまれに足元まで寄ってきてくれるリスもいて間近で観ることができました。本当に可愛くて触りたくなりますが、野生動物は触っては危険なので観るだけにしておきました。
オフシーズンで、お店も開いてないけれども(空港で食料調達しました)、散策していても人にもなかなか会わないので、アンの世界を一人でゆっくりと堪能できる素晴らしい時期に行けて良かったです(^^)/