起業して3年目
先日、開業までのまとめを書きましたが、その中でやっておいてよかったことをまとめておきます。
9.いろんな人にアドバイスを受ける
これも、その人の性格にもよりますし、やりたいことにもよりますが、私はいろんな人に聞いてもらって良かったと思ったので、まとめます。
そもそも、私は「日本の図書館をもっと良くしたい」というかなり漠然とした目標を最初に持って、図書館を作ろうと考えました。
飲食部分をつけると経営的に楽になるのと、ブックカフェやブックBarなどの分かりやすい場所になるので、そうしようかなとも思いましたが、考えもあり、そうはしませんでした。
今ほどコワーキングスペースの概念も広まっていなかったので、どうしようとまったくの手探りでした(それは今もですが)。
そんな状況にあって、いろんな人に意見を求めてみるとよくわかったのが
- 説明が伝わらない
- そもそも自分が理解していない
の大きく2点でした。
もちろん、自分の中でしっかりと消化できていないので、説明ができないのですが、どんなにわかりやすく話してもやはり難しいものでした。
人に分かりやすく伝えるために、自分の中でイメージが描けないといけないなと思い、それでさらにいろんなことを考えるようになりました。
なので、人にアドバイスを受ける良い点とは、自分の考えを整理できることです。
アドバイスを受けたいと思ったときには説明できないと受けられないですもんね。
もちろん、アドバイスを受けることで
- 話の整理ができた
- アドバイスからヒントが得られた
- やらなければいけないことに気がついた
などの良い点は必ずあります。
ただ、なるべく手軽にとなると、意外に相談できる人はいませんでした。
コンサルタントの方などにも聞きましたが、やはり本業の方にお金を払わずに聞いてもらうわけにもいきません。友人も、経験がなければなかなか。また、コーチをやっている人にも聞いてもらいましたが、金銭が発生しないとどうしてもおろそかになり、結局うやむやに・・・。
でも、自分が大きな失敗をしたこともあって、やはり相談できる人がいれば、という思いがずっとあり、それなら自分でやってしまおうと、サービスを行っていました。
もちろん、身近にそういう方がいらっしゃればその方に聞くのが一番で、特に大事な決断の時には、少し時間をおくか、誰かに相談するとよりいいのかなと思いました。
- 冷静でいられる
- 自分の進む方向がはっきりしている
- 自分のするべきことがはっきりとわかっている
- 考えがぶれない
このすべてが当てはまる方は人からのアドバイスは不要かなと思います。
そうでもないなと思われた方は、ぜひ信頼できる人に相談してみてください。
皆さんには、私と同じような失敗はして欲しくないなと思っています。