図書館に働いて5年目の秋でした。

怒りは一瞬。自分がいじめの加害者になる人生にはしたくない

ある日、会社から呼ばれていくと、担当の営業と専務から一方的に解雇通告がされました(正確に言うと1年更新なので、延長なし、でしょうか)。

一緒に働いている人たちと、大学の職員が手を組んで、私の悪口をずっと会社に言っていたようです。

責任者は私で3人目でしたが、一人目は皆で結託して辞めさせ(私と同じパターン)、2人目はうつ病、そして3人目は私でした。その話は聞いていたので、いつかそうされるのだろうとは思っていましたが、このときがそのときでした。

ただ、私の意見も聞かずにか、と思ったものです。

別の現場を紹介するとは言われましたが、「片方の意見しか聞かずに判断するような会社の紹介は受けません」と断り、専務がいたので、営業がいかに役に立たないかを言いましたが、それでも目の前で「この、役立たずっ」と言いたかったのは押さえたので、ここで書いておきます(笑)

何はともあれ、これで、有利な形で辞められることにもなったし、さすがに踏ん切りもついたので、起業に向けて準備をするだけでした。

ちなみに、辞めさせられたことを母に話したところ、「要らないって言うのなら、しょうがないねえ」とのこと。

まあ、その通りで、さらに肩の力が抜けたように感じました。

今になって思うのは、結託して一人の人間をいじめる人たちのような人生は送りたくないということです。私自身は間違っても人にそんなことはしたくないものです。

こうしておいて良かったポイント

かなり陰湿で最悪な環境にいたおかげで、たまに相談を受けたりなどするのですが気持ちがよく分かります。女性は特に共感を大事にするので、心から分かるという反応ができるのもこのときの経験があったから。

人生、無駄はないということをこんな時にも感じます。すぐに放り出さずに努力し、我慢した甲斐があったというものです。あまりお勧めはしませんが。