準備が進むにつれ、もちろん私も意見を言うことも出てくるのですが、そのたびに関係が悪化するような感じでした。
ただ、もうオープンまでもうすぐで、私は今まで会った人にとにかく、メールなどでオープンのお知らせをしました。
お前のためにやってやっているという人間には要注意
備品(机や椅子など)も届いて、設置という段階になってから、とにかく約束を反故にされることが続きました。
「私のことが嫌いでも構わないので、ビジネスとして上手くやるようにしませんか」と提案しましたが、全く受け付けない様子。
この頃には、こういう人だと思っていたので、約束が破られるのが当たり前と思っていました。
今、考えるとこのタイミングでも立ち止まっても良かったのでしょう。でも、告知もしたし備品も届いているしもう後戻りできないと感じていました。
家具組み立ての日に、行くと言っていたのに突然行かないと言われ、行かないというものはしょうがないけど、さすがに一人では無理なので、友人に頼み手伝ってもらっていると、突然来て、「だって、来いって言ったから」と言われて、こちらは何だそれという感じです。
そんなことが続いて、本当に大丈夫かなと思いつつ、さすがに後には引けないまま、当日を迎えることになりました。ちっとも大丈夫じゃないですよね。
ごたごたの原因になったことの一つは、補助金でした。不正受給をすすめられたので、さすがにそれはできないと断った時から関係はさらに悪化しました。全国社会保険労務士会連合会はきちんと法律を守るという最低限のことぐらいは、各社労士に徹底させてほしいと思っています。
不正受給をすすめるのは、「お前のためにやってやってるのに」というヤツです。頼んだ記憶はないんですが。
恩を売っておくことで言うことを聞かせられるとか、そんな感じでしょうか。もっと上手く売ってもらえないと買うにも買えません。
そんなこんなで当日を迎えて、もう最悪の状態でした。
こうしておけば良かったポイント
この経験から思ったのは、最初に契約を交わすことが大事。当たり前のことが意外にできていないものですね。
契約を交わすことを拒否する人とは一緒に仕事をしてはいけません。
最初に条件をすり合わせないとどんどん状況が難しくなってくるし、関係も悪化し、会話すらできなくなってしまう。そんな状態に仮になっても大丈夫なように、きちんと書面で約束は交わしておく。最終的に反故にされることになったとして、署名、捺印がある紙切れは大切なものだと思っています。