夏は旅行に行かれる方も多いと思います。

そこで、旅行中の荷物を少なくしたい方へ、旅行中の荷物が「少ない」「(同じ旅行日程なのに)私たちと宿泊日数が違うみたい」などと言われている私の工夫をお伝えします。

スペースとは何の関係もありませんが、読み物としてご興味のある方はどうぞ。

海外旅行にスーツケースは持っていきません

私は海外旅行にツアーではなく、個人で航空券をとって行く時には、スーツケースは持って行きません。

荷物の紛失が怖いからです。なくなったときに対応できる英語力がないのですね。

また、飛行機を降りてから荷物の受け取りを待つ時間(ぐるぐる回っているベルトコンベアーみたいなの)が面倒だと感じます。

また、なぜか明らかに旅行者と分かるのが何となくイヤなのです。旅行者なのでいいのですが、目立つことが嫌いとか、街の雰囲気に溶け込みたいというよく分からない願望があります。

ということで、スーツケースなしで1週間くらいは十分行けます。

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5泊7日でウィーンに行ったときの荷物です(宿泊は友人宅)。

右が私の荷物。

左のエコバッグは全てお土産だったので、友人に渡して帰りは右のバッグとポシェットのみです。

この時はお土産のリクエストが柿の種などのおつまみ、カイロなど安いものばかり。え~、そんなんでいいの~と思ったのですが、単価が安いのである程度の量を購入するとそれなりにかさばるので、高価で小さいものの方が運ぶのは楽だと買い物をした後に気が付きました。

これで、5泊7日の海外旅行に行ってきました。

持ち物リスト

  • 現金(日本円と最低限のユーロ)
  • クレジットカード
  • パスポート
  • スマホ(充電器も)
  • 着替え
  • 下着6日分
  • 洗面道具(ハブラシ、歯磨き粉など)
  • 化粧道具(クレンジング、洗顔料、メイクアップなど)
  • ガイドブック1冊、ペン

ざっとこんな感じです。

工夫した点

  • 下着類(6日分)

6日分の下着、ストッキング、ハンカチ、あったか肌着

帰る日に着て帰るもの以外は全部現地で処分します。

  • 着替え

着回しできるものを3日分ほど。オペラを観に行く予定でしたので、ワンピースは持っていきました。行く場所をイメージしながら選ぶと必要な服だけ持っていくことができると思います。

  • 化粧品類

容器に移し替えて持っていき、その容器ごと処分します。

また、複数の用途に使えるものを持っていきます(顔だけでなく、身体や髪に使えるクリームなど)。

  • パジャマ

これも現地で処分してもらいました。ホテルに宿泊する場合はそれを着るといいので不要ですね。

タオルのみ、友人に借りました。今だったら手ぬぐいをもっていくかな。こちらもホテルだと備え付けのものを使うといいですね。

これらの空いたスペースにお土産を詰めて帰りました。

いろんな人に驚かれました(笑)

荷物を減らす、もっとも大事なこと

不安な気持ちをなくす、これです。

「もしかしたらないと困るかも」という気持ちで持っていくヤツたちを減らすことです。

何もない無人島でサバイバルなどしない限り、どの土地に旅行しても大抵のものはそろいます。足りなければ購入すればいいのです。という気持ちで行くと、たいてい持っていったもので足りるものです。

私にとってのエポックメイキングは2度

私自身はもともと、やっぱりあれもこれも使うかもとわんさか荷物を持っていくタイプでした。

最初に、あ、そうかと思ったのは漫画の一シーン

『花咲ける青少年』

登場人物の一人(超大金持ち)の男性が高級なスーツも持ち物も全部ホテルにおいて、行きたい場所にいくというシーン。ホテルスタッフが「でもお荷物が・・・」というところを「クレジットカードと飛行機のチケットは持ってるから、大丈夫。全部君にあげるよ。」と立ち去っていくシーンがあります。

これが結構衝撃でした。

そうか、お金さえあれば旅行ってできるんだ、そうかもしれない、と。

もう一つは大学時代の友人

「実家に帰ってくるね~」と小さなバッグ一つ。「え?荷物は?」と聞いたところ「実家に何でもあるから用意するものはないよ~」と。

そうか、そうだよねと納得した出来事でした。

たくさん旅行して思ったこと

私は学生の頃によく国内旅行をしていたのですが、今までに43都道府県には行っています(行っていないのは、秋田県、埼玉県、新潟県、鹿児島県)。行ったというのは、乗物から降りてその土地で何らかの観光や食事をしたということで。

国内旅行はよくしていたのですが、帰ってきたときの洗い物が苦痛でした。楽しい旅行の後に洗濯をしなければいけない、それも宿泊日数分。汚れ物を持ち歩くのも嫌でした。それを何とかできないかと考えたのです。

その時に使い捨ての下着の存在を知り、購入しようと考えたのですがよく考えると、普通に利用している下着もいつか処分するので処分する下着を持っていき、現地で処分すればいいじゃないかと考えたのです。

これで

  • 洗濯物が減る
  • 汚れ物を持ち歩かなくていい
  • 荷物が減る

という不満を一気に解消できたのです。

現地で洗濯するという方法もありますが、面倒だと感じるので、これはやっていません。

荷物が少ないことのデメリット

いろいろと旅行をしていて、徐々に旅行の荷物が少なくなりました。

ウィーンへの旅行も個人的には身軽で良かったです。何も不自由はありませんでした。

帰国時、税関の人が「何泊で行ったんですか?」と驚いて聞いていました。

ただ荷物少なすぎて、変わり者みたいな目で見られます。

飛行機の荷物も軽くしているし、手荷物の受取などの手間も省いてるし、何かと貢献しているようにも思うのですが・・・。

これが唯一のデメリットでしょうか。

ちなみに、足りなかったものも特にありませんでした。

帰ってからの片付けもラクです。

お土産がたくさん購入できないという意見もあるかと思います。私自身はお土産を購入しに行くわけではないし(選ぶのは楽しいし、もちろん購入します)、食べたい物、飲みたい物があればまた行けばいいかと思っています。

ちなみに購入してきたお土産はこんな風に小分けにして皆さんにお渡ししました。

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もし、いつも荷物が多くて困るな、少なくしたいと思っていたという方はお試しください。

トップの画像はオーストリア国立国会図書館。世界一美しい図書館の一つと言われています。蔵書はハプスブルク家の所蔵もので手に取って閲覧することはできませんが、一部の本はケースの中に展示されて中を観ることができます。

見学料は、日本円で1000円程度必要でしたが、ぜひおすすめしたいスポットです。