先日の記事の続きになります。
コワーキングスペースにお金を払う価値はあるか?
コワーキングスペースで何か良いことがあるかも、仕事がもらえるかも、自分を引き上げてくれる人との出会いがあるかもなどという期待は実際はどうなのかということを書いていこうと思います。
目次
他者や状況はコントロールできない
残念ながら、他者や状況はコントロールできません。
なので、何かを買ったら幸せになるとか、これを読んだら成功するとか、ここに行ったら仕事をもらえるということは、ほぼないと考えた方がいいと思っています。
もちろん、それらがある人もいます。それはタイミングであったり、人との出会いだったりします。自分でコントロールしにくい「運」や「縁」です。
他者や何かに自分の期待を預けるのは、不満の原因になるだけでなく、チャンスを逃すことにもなるようにみえます。
なので、自分でコントロールできる自分に期待をして、行動を起こすことがおすすめです。
期待は自分にする
期待は他人やスペースや物でなく、自分にするものと書きましたが、 ここに行けばいいことがありそうという期待自体はいいものですし、私自身もいつもそう思って、出かけたり、人に会ったりします。
「いいこと」は、それらが起こるのを待つではなく、自分から起こす気持ちがあると、チャンスをつかむことができるのかなと感じています。
行っただけで満足するのではなく、そこでどう過ごし、どう人と関わるか。
例えば「行ったのに誰も話しかけてくれない」ではなく、自分から挨拶するなど、簡単なことの積み重ねでいいのだと思います。
自己啓発本を読んで成長した気分になるだけではなく、実際に行動に移すことが大事なのと同じですね。
また、「誰かが何かしてくれないか」という思考ではチャンスがあっても気が付か付きにくいでしょう。能動的に観察すること、人の話を聞くこと、動くことが大事です。
そのうえで期待をもってスペースを利用しましょう
期待を持つというのは私はとても良いことだと思っています。ワクワクするし、楽しくなりますよね。
ただ、大事なのは期待を誰にするか、何にするかです。それさえ間違えなければ
「こんなはずじゃなかった」
「もっと○○ができると思ったのに」
「お金の無駄だった」
「このスペース(この商品)が悪い」
などの不平や不満が生まれにくいと思います。
逆に普段からこういう不満を口に出しがちな人はちょっと振り返って思い出してみるといいかもしれません。
後から不平不満を言っても、その時間やお金は戻ってきません。
逆に期待がなさすぎて、どうせこのスペースでは何も起きないと思うとこれまたチャンスを逃してしまいます。
スペースでは、私自身が分かりやすくヒントを提示する時もありましたが、アンテナを張ってもらわないとそのヒントに気が付いてもらえません。
引き寄せの法則というものがあります。私自身はそういうこともあるのかなと思っています。でもそれは何か偶然に起きる素晴らしいものではなく、自分がいつも心にとめて考えていることだから、その出来事やチャンスに気が付くことができるものです。
正しい期待をして、有効にコワーキングスペースを利用してもらえると嬉しく思います。
その時はきっと素敵な出会いがあったり、いつも以上に生産的に仕事が進む自分を発見したり、時にはお仕事につながるチャンスにも巡り合えることでしょう。