改めて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年ということで、コワーキングスペースについてまとめたことを書きました。
新しいことを始めたい、勢いをつけたい、変化したい…など思われている方にこのブログがお役に立てばうれしく思います。

そもそも、コワーキングスペースってどんな場所?

スターバックスカフェがサードスペース(第三空間)という概念を打ち出し、家と職場(学校)以外にも居場所を求める人の需要を満たしています。

コワーキングスペースは仲間づくりのできる第三の空間だと思っています。

自然に会話が生まれる可能性が高い

カフェで隣に座っている人と話す機会はまずありませんが、コワーキングスペースはその確率がとても高くなります。

何となく話の輪に入っていることもありますし、スタッフが紹介してくれることもあります。

その場にいる人と仕事の話はもちろん、飲みに行ったり、一緒に趣味を楽しんだり。

そういう場所ってとてもいいなと思っています。会員さん同士が仲良くしているととても嬉しかったです。

ただ、コワーキングスペースをクローズした後に複数のスペースを利用してみたり、当時の会員さんから聞いたことですが、交流がほぼないところがかなり多いようです。イベントの時だけの交流でなく、普段から交流があるのがコワーキングスペースと思って運営していたので、かなり驚きましたし、個人的に、それらは、お仕事スペースとして別に定義してもいいのかと思っています。

集中できる場所としてももちろん使える

もちろん、仕事の場所でも勉強の場所としても使えます。どのスペースも交流スペースと集中スペースというようにゆるやかに、あるいははっきりと場所を分けています。ですので、結局何もできないのではということはなく、適度に休憩したいときにおしゃべりできる人がいる場というイメージです。

営業時間内はずっといられる

何時間いても大丈夫。無理に何かを注文する必要もありません。カフェに長時間いると、私の感覚だと何か追加で頼もうと思います。特に喉が渇いていなくてもお腹が空いていなくても。私の感覚は、コーヒー1杯で2時間まででしょうか。そんなに長居するの?と思う方もいるでしょうから、この感覚は人によって違うと思いますが、自分がカフェのオーナーだったら?という視点で考えるといくら席が空いていてもそれくらいです。

でも、コワーキングスペースはその心配は不要です。営業時間内はずっと利用していても歓迎されます。

自分に合うスペースを見つけられる

今は、いろんな場所にコワーキングスペースができているので、自分にとって便利な場所、そして何よりも合う場所の選択肢が広がっています。

せっかく仲間もできる場所なので、自分に合うスペースを見つけることができると楽しい場所が一つ増えます。もちろん仲間は特に不要なので、場所として利用したいという方にも頻度にはよりますが非常に便利なスペースです。

自分なりの使い方を想像できたらまずは利用してみましょう。1日利用料はどこもリーズナブルです。

ビズライブラリーはどんな雰囲気のスペース?

運営者があれこれ言うよりも、利用されている会員さんの声のほうがより親しみがもてるものだと思います。

こんな雰囲気だよと会員Hさんに漫画を描いていただいたのを転載します。

*ご本人より掲載許可をいただいています

ビズライブラリーの様子を書いてくれているブログ:ギューザの皮を食べる男

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こんな感じの雰囲気です(分からない?)。よく言われるのが「アットホームですね」です。スペース自体が狭いということもあり、距離が近いということも要因の一つでしょう。

こういう雰囲気のスペースでした。

しかし、雰囲気ばかりは実際に体感してみないと分からないものでもあるので、興味を持たれたら1日利用をしてみましょう。どのスペースでも歓迎してくれますよ。

能動的な行動ができる場所

私自身が、図書館に勤務をしているときにこんなスペースがあったらいいなというスペースを今作っています。

私は長い間、家と職場とそして、習い事という第3のスペースを持っていました。今でも習い事は好きなので、スカイプの英会話とボルダリング(習い事?)を習っています。

ただ、自分が起業していろいろと考えて思ったのが、自ら能動的に行動することってやっぱり大切だなということです。

それは好きだから習うというだけの習い事では得にくいものなのかと考えています(教えるようになる、目的を持って習うとなると違います)。

例えば、以前に茶道を習っていました。ただ楽しくて習っていましたが、その意識に一つ達成したいことを加えるイメージです。茶道を通して一期一会の精神を学ぶ、相席者への礼儀の方法を学ぶ、日本文化を海外に伝えるなど何でもいいのです。結果的に身に付いたものもありますが、もっと能動的に望めば得られるものは大きかったはず。

読書会や勉強会に参加していたのなら自分で主催してみる、ブログを立ち上げてみる、興味のあることを研究してみる、一人ですることでも複数ですることでも、目的を持って何かを始めてみる。

行動によって見える、分かることは多いです。その活動の拠点としてもコワーキングスペースは便利です。

また、他人との出会いは、いろんな考え方や言葉に出会うチャンスでもあります。自分の考え以外の考えを聞けることで発想が広がったり、変わったり。それはとても楽しい体験です。

やってみたいことがあったら新たな挑戦もぜひしてみましょう。そんなときの仲間を見つけられるのもコワーキングスペースの良いところ。私事ですが、昨年より、ボルダリングとランニングを始めました。会員さんと一緒でなければ始めていなかったことです。

全てに受け身だったころは、コワーキングスペースは特に必要なかったのですが、自分で行動したいと思ったときに、こんなスペースがあったらいいなと思い始めました。

もし、読んでくれている方でこんなスペースが必要になったら、コワーキングスペースも検討の一つに加えてみてください。

在宅勤務を奨励する会社も増えてきています。家だと集中できないという方もフリーランスでなかなかお仕事が進みにくいという方もご利用を検討してみるのをお勧めめします。

今年は、居心地の良い第三の空間を見つけてみませんか?

というわけで、トップ画像も会員Hさんの絵に頼りつつ、本年もよろしくお願いいたします。